株式会社 Elevationのスタッフを対象とした「第一回料理教室」を開催しました。

前回は、「生産者とスタッフが直接つながることで、食材への理解と“伝える力”を育てる」というテーマの元、佐渡金井での田植え体験「Elevation × 佐渡の農家さん田植えプロジェクト」を行い、お客様を初めとした多くの方々から反響をいただきました。

更なる意識向上を図るため、田植えから約1週間後の5月20日(火)にSoiの厨房にて、Soiおよび「株式会社 Elevation」のスタッフ数名を対象に「料理教室」を開催いたしました。今回の素材は「魚」。魚を通じて「人を育て」「商品を育て」「お店を強くする」仕組みづくりを目的とし、人材育成、商品開発、未来の業態作りに繋げていきます。

狙い

  1. 教育強化
    • “触れる・考える・つくる”を実体験しながら成長する
    • 「魚=難しい・やりたくない」から「魚=楽しい・売れる」に意識を変える
  2. 商品力UP
    • 魚を一尾まるごと使うことで、歩留まりを活かした料理開発につなげる
    • 季節・仕入れ状況に応じた「今しかないメニュー」を作る
  3. 営業力強化
    • 教室で生まれたメニューを定食や限定料理にしてお客様へ還元
    • お客様の声をスタッフに返し、成功体験×販売スキルを養う

以下、各参加者からのコメントです。

■加藤幸三郎(万代グリル ガルベストン)
三枚におろす時などにあまり綺麗にできなかった中、丁寧に教えていただいたおかげで1枚目より2枚目、3枚目と少しずつ綺麗におろせるようになり、改めて魚の基本のおろし方について学ぶことが出来ました。

■渡辺虎亜(Soi)
参加してみて、魚=難しいという気持ちがなくなりました。実際に自分で捌いたりすることで楽しい、もっと覚えたい、上手くなりたいという気持ちが湧いています。お客様に自分がおろした魚を調理して早く提供したいです。商品力アップに繋げていきます!

長倉光希(万代グリル ガルベストン)
やりながら指導して頂けたことで見て学ぶだけでなくやりながら身体でも学ぶことができました。三枚おろしの際に、「腹・背・背・腹」の順番ではなく、そのまま片側からいっきに包丁を入れるというやり方を教えて頂けたので、今後実際にもやってみようと思います。

■吉田泰都(万代グリル ガルベストン)
魚のさばき方を丁寧に見せて教えてもらえて、とても分かりやすかったです。実際に捌く段階でも、先生が近くにいてくれて、小さな疑問をすぐに聞くことができる状態で良かったです。

■林奏汰(Soi)
自分は小さい時から魚が一番好きで、触るのも好きだし、食べるのも好きだし、獲るのも好きなので、今回の勉強会はその好きな物に対しての知識が増えた事が自分にとってとても大きい学びだと思いました。また、その知識を実際にお客様に提供出来るレベルまで持って行こうとかなり燃えました!

体験や学習によるスタッフの自信と意識が、お客様へのサービス向上につながるものと考え、これからも料理教室を開催していきます。